このページでは、スーツやジャケットの「上着のラペルの幅」 と 「ネクタイの幅」と「ドレスシャツ」 のバランスについての記事になります。
要するに、ドレススタイルのコーディネイトに関する記事になります。
この記事をご覧になられているあなたは、きっとドレススタイルにご興味がおありだと思います。
タイドスタイル(ネクタイ着用)の場合の記事になります。
「上着のラペルの幅」 と 「ネクタイの幅」と「ドレスシャツ」 のバランスについて、最近、気が付いたこと
お時間がない方や、せっかちなあなたのために、早速、お伝えします^^
洋服のコーディネイトの参考や勉強に、日常的に教科書代わりにピンタレスト(pinterest)などを見ていて、気が付いたことことがありました。
タイトル通り、「上着のラペルの幅とドレスシャツ、ネクタイのバランスについて最近、気が付いたこと」です。
上着のラペル幅が広く(太く)ても、細いネクタイは合う
上着のラペル幅が広く(太く)ても、細いネクタイは合うという事でした。
下の画像をご覧ください。
① 上着のラペル幅が太い(広い)
+ ② シャツのカラー(襟)はやや長い、開き具合が狭いドレスシャツ
+ ③ 幅の細いネクタイ
上着のラペル幅が広く(太く)ても、細いネクタイが違和感がありませんね。
”え? どうしてだろう?” と思ったわけですが・・・
よく見ると、ドレスシャツとネクタイのバランスが合っているのです。
もう少し詳しくお伝えしますと、「ドレスシャツのカラー(襟)」と「ネクタイの幅」が合っているのです。
「ドレスシャツのカラー(襟)の開きの小ささ(狭さ)」と「ネクタイの幅の細さ」が絶妙のバランスが保たれていて合っているのです。
インナーのVゾーンが狭いので、バランスが良いのです。
このインナー(「ドレスシャツのカラー(襟)」と「ネクタイの幅」)のバランスが取れているので、
上着の襟(ラペル幅)が広く(太く)ても 細いネクタイ が合っている(違和感がない)
という事だったのです。
さらに、たまたま、好きな画像としてお気に入りに入れておいた”フレッド・アステア”の写真画像を見てみますと、
ドレスシャツは、おそらくブルックス・ブラザース(Brooks Brothers)のポロカラーシャツだと思うのですが、
最初にご覧いただいたイラストのドレスシャツよりも、
開き具合が広めなのに、
上着のラペル幅がやや広く(太く)ても、
幅が細めのネクタイとバランスが取れていて合っています。
① 上着のラペル幅が広い(太い)
+ ② 幅の細いネクタイ
+ ③ インナーのVゾーンが狭い
私が考察するに、ダブルブレストのスーツなので、インナーのVゾーンが狭くなったので、バランス良く保たれたのではないかと、考えます。
上着のラペル幅が細い(狭い)場合、幅が太い(広い)ネクタイは合わない
↓ 上着のラペル幅が細い(狭い)場合、幅が太い(広い)ネクタイ
上の画像をご覧ください。
① 上着のラペル幅が細い(狭い)
+ ② 幅の太い(広い)ネクタイ
やっぱり、バランスが取れていなくて、違和感が拭えませんね。
どうしても、
上着のラペル幅が細い(狭い)場合、幅が細い(狭い)ネクタイ
を合わせたくなります^^
最終的な結論:
私が思うに、
上着のラペル幅が広く(太く)ても、幅が細いネクタイは合う(違和感はない)
けれど、
上着のラペル幅が細い(狭い)場合、幅が太い(広い)ネクタイは合わない(違和感がある)
という事に落ち着きました^^
如何でしょうか?
皆様は、どう思われますでしょうか?
多分、きっと同じようにご賛同いただけると思います^^
下記に、間違いがない「一般的なタイドスタイル(ネクタイ着用)の時のバランス」について記載しておこうと思います。
一般的なタイドスタイル(ネクタイ着用)の時のバランス
タイドスタイル(ネクタイ着用)の、一般的な「上着のラペルの幅」と「ネクタイの幅」と「ドレスシャツ」のバランスについてです。
上着のラペル幅が細い(狭い)場合
① 上着のラペル幅が細い(狭い)
+ ② 襟腰が低かめ、シャツのカラー(襟)が小さい、短めのドレスシャツ
+ ③ 幅の細いネクタイ
このバランスが合うと思います。
例えば、1950~60年代のスタイルがご参考になると思います。
上着のラペル幅が広い(太い)場合
① 上着のラペル幅が広い(太い)
+ ② 襟腰が高め、シャツのカラー(襟)が大きいさい、長めのドレスシャツ
+ ③ 幅の広い(太い)ネクタイ
このバランスが合うと思います。
例えば、1970年代のスタイルがご参考になると思います。
因みに、2000年ごろに、デュエボットーニやトレボットーニなどの襟腰が高いドレスシャツがありましたが、実際のところ、それに合うネクタイはなかったのではないでしょうか?
確か、あの頃は、アンタイド(ノータイ)スタイルだったと記憶しています。
ノーネクタイ(アンタイドスタイル)のバランスについて
最近は、普段着はもちろん、仕事着でもドレススタイルで「ノーネクタイ」の方も多くなっていますので、タイドスタイル(ネクタイ着用)のドレススタイルの記事自体は需要が少ないかもしれませんね。
アンタイドスタイルのシルエットやバランスについての関連記事は下記にもありますので、ご興味がおありでしたらご覧ください。
参考記事
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