カラーセラピーから見たカラー(色)の意味とは?

カラーセラピストから見たカラー(色)の意味
投稿日:2019年4月7日 | 最終更新日:2021年11月15日

世の中には、いろいろな色があります。

また、色にはそれぞれ意味があって、心と体に影響を与えています。

それぞれの色を用いて心身の状態を改善していく療法を「色彩療法」(カラーセラピー)といいます。


カラーセラピーを行う人がカラーセラピストです。

では、カラーセラピストは、それぞれのカラー(色)をどのように捉えているのでしょうか?

このページでは、カラーセラピストから見た「色の性質や効果」について見ていこうと思います。

 

色の違いは、振動数の違い


色の正体は、光の波動です。

色は、人の「心」や「体」の波動と響きあってマッサージのような刺激を与えていきます。


太陽や照明の光を目で感じて脳で受け取って、はじめて「色」が感じられます。

「色」が感じられる間には、実に色々なことが起こっているのです。

カラー(色)の波長


例えば、太陽光は、「赤」や「オレンジ」「黄色」「緑」「青」「紫」などの光が、みんなブレンドされて「白い光」に見える太陽光として降り注いでいます。

そして、目に見えている光の中で、「赤」は、ゆったりした振動をしながら直進している光子と呼ばれる光の粒なのです。


光は、すべて振動しながら直進しますが、一定の時間(一秒間にどれくらい振動しているか)によって、波長の違いで表されます。


振動がゆったりしたウェーブを描く「長波長」の光というのがありますが、その代表が「赤」に見える光です。

この、ゆったりした光の波長である「赤」の色を見たり、身に着けるというのは、大きな手でゆっくりとマッサージされるような刺激になるのです。


次に、「赤」よりも多く振動する光の場合、私たち人間にとっては、「緑」に見えます。

これは、「中波長」の光です。

この、「緑」色に見える光を受けると、私たちは、「緑が見える」と感じて安らいだりします。

それは、単に植物が「緑色」で見慣れていて、野菜の色は体に良い気がするから、というわけではないのです。

中長期の光で、程よい刺激を受けると、筋肉がほぐれるので「緑を見て安らぐ」というのが真実なのです。

これは、あたかもマッサージ器を「中速」にしたようなヒーリングになっているわけなのです。

 

光の波動は、電気信号になって脳に届く

赤色、青色、緑色、紫色の光の波動


では、光の刺激を変えて、高速バイブレーションのマッサージのようにしたらどうなるのでしょう?


緑よりも多く振動する光が「青」です。


さらに、青よりも多く振動する「紫」の光になると、ものすごく小刻みな光の振動が高速で直進しています。


これは、「高速」マッサージみたいなもので、より速く、より深く、身体の深部にまで影響を与えていきます。

ですので、「青」や「紫」の色は、他の色に比べて癒すが強いのです。


その「青」や「紫」が、人の痛みを和らげたり、炎症を鎮めやすくするのはなぜでしょうか?


「青」や「紫」の光は、光の波長が、目の奥で「電気信号」に変換されて、神経を伝わって人の精神と肉体をコントロールしている脳の中枢である視床下部や、
ホルモン分泌の指令を出している松果体などの重要な部分に影響を与えやすい刺激だからなのです。

これが、光の波動である「色」が心や体に影響を与えるマジックなのです。

 

色は目に見えないエネルギーで人を癒す


色は、単に光の波動だけではなく、それぞれに固有の目に見えないエネルギーを持っている「気」なのです。


例えば、色の気は、その色を必要としているところに吸い込まれるように吸収されるので、「赤」は、性器と腰部分によく吸収され力を与えます。


他にも、「オレンジ」は下腹部、「黄色」は胃や神経、「緑」は心臓と粘膜と呼吸器に力を与えます。


また、「ターコイズブルー」は喉と整体、「青」は頭、「紫」は精神に力を与えます。


さらに、「ピンク」は肌と心、「白」は全身にと、力を与えていき癒しを受けることが出来ます。