あなたは、自分に合う色ってご存知ですか?
洋服のコーディネイトを考えるとき、自分に合った色を選ぶと、肌の色が綺麗に見えたり、元気に見えて生き生きしてきます。
その反対に、自分に合わない色を身につけてしまうと、顔色が悪く見えたり、周りから元気がないように見えてしまいます。
このように、自分では意識していなくても、選んだ色によって、マイナスイメージになってしまうことがあります。
自分の好きな色を選んでコーディネイトするのも楽しいですが、自分に合った色を知っておくとプラスイメージになります。
このページでは、自分に合う色(パーソナルカラー)を見つけていく手順をご紹介していきます。
パーソナルカラー診断の前に
パーソナルカラー診断について
パーソナルカラーを導いていく方法は、いくつかありますが、ここでは、自分の顔の肌色からパーソナルカラーを調べていきます。
自分に合う色(パーソナルカラー)は、一色とは限りません。
とりあえず、手っ取り早く自分に合う色(パーソナルカラー)を知りたい方はこちらのページをご覧ください。
カラーセラピストがアドバイスする自分に似合う色とは?
https://mensfashionco.net/color/personalcolor/therapycolor/
今回は、複数のテストカラーと顔の肌色との調和感を見ていきます。
テストカラー色(※ 下に表示してあります)と自分の顔の肌色を見比べていき、最終的に4つに分類された色のグループの中で、どの色のグループが自分に合うのかを判断していきます。
色には、様々な種類があって、いくつかの分類が出来ます。
ベースカラー
明度
彩度
トーン
などです。
明度・彩度については、こちらのページをご覧ください
色の三属性「色相」「彩度」「明度」とは?
https://mensfashionco.net/color/colorcoordinate/meido/
トーンについては、こちらのページをご覧ください
トーンって知ってますか?
https://mensfashionco.net/color/colorcoordinate/tone/
具体的には、2枚一組のテストカラーを見比べて(このページの下↓の方にカラーを掲載してあります)、それぞれ(ベースカラー、明度、彩度、トーン)のどちらの色が合っているかを選んでいきます。
ベースカラー(イエローベース or ブルーベース)
明度 (高明度 or 低明度)
彩度 (高彩度 or 低彩度)
トーン (清色 or 中間色)
を選んでいきます。
パーソナルカラー診断の方法
まず、上半身が映る鏡を用意します。
これから下に表示されているテストカラーを顔の下において、鏡に映る自分の顔の肌色とテストカラーの調和感を見ていきます。
注意点
(1)場所
日中の自然光(太陽などの天然の光)が入る明るい場所が最適です。
人工照明の場所でしたら、なるべく色に癖のない光源の明るい場所を選びます。
蛍光灯は、あまり青みの強くない調整色なら大丈夫です。
白熱灯は、黄みが強いので避けます。
(2)眼鏡
眼鏡は、フレームやレンズに色のないものが適します。
一人で診断する方で眼鏡をはずすとよく見えない場合は、フレームの色に影響されないように気を付けましょう。
代わりに、他の人にテストカラーが似合うかを判断してもらうのも良いでしょう。
(3)メイク:(女性の場合)
できるだけノーメイクで行います。
素肌の色みとテストカラーを比べることが大切です。
メイクが落とせない場合でも、口紅やはっきりした色を感じるアイカラー、チークなどは落としましょう。
ファンデーションが明らかに肌の色と違う場合も落としましょう。
(4)アクセサリー:(女性の場合)
イヤリングやネックレスなど顔周りのアクセサリーを外します。
眼鏡は、フレームやレンズに色のないものが適します。
一人で診断する方で眼鏡をはずすとよく見えない場合は、フレームの色に影響されないように気を付けましょう。
代わりに、他の人にテストカラーが似合うかを判断してもらうのも良いでしょう。
(5)服装
診断者の方は、色みが影響されないように、低彩度の上着か、肩から白いケープをかけます。
(6)人数
一人でも鏡を見ながら診断できますが、2人で互いに診断するのがお勧めです。
3人以上で、より客観的に診断できます。
意見をまとめやすい最大5人までで行うのが望ましいです。
パーソナルカラー診断の方法
STEP(1)~STEP(5)の手順で、あなたに合う色(パーソナルカラー)を調べていきます。
STEP(1)
「イエローベースのピンク」と「ブルーベースのピンク」を比べます
あなたに合うのは、イエローベースかブルーベースかを見つけます。
両方の色を交代に比べて、どちらのカラーがプラス面が多く出るかを見ます。
2色とも、明度はほぼ同じ、彩度は中彩度、トーンはライトトーンに近く、ともに清色です。
(イエローベースのピンク)
(ブルーベースのピンク)
似合う方のアルファベットを書きましょう |
STEP(2)
「イエローベースの緑」と「ブルーベースの緑」を比べます
ピンクと同じように、両方の色を交代に比べて、どちらのカラーがプラス面が多く出るかを見ます。
2色とも、低明度の緑です。
明度が低くなるほど顔全体の色みが濃く出て見えます。
イエロー、ブルーそれぞれの特徴は、ピンクよりはっきり出てきます。
(イエローベースの緑)
(ブルーベースの緑)
似合う方のアルファベットを書きましょう |
A,B,C,Dを比較した結果、似合うと感じたベースカラーを選びましょう |
STEP(3)
「ピンク2色」と「緑2色」を比べます
あなたに合うのは、明るい色か暗い色かを見つけます。
ピンクが合う→ 明るい色(高明度)のほうが合っている 緑が合う→ 暗い色 (低明度)のほうが合っている |
STEP(4)
「イエローベースの青」と「ブルーベースの青」を比べます
あなたに合うのは、中間色か清色かを見つけます。
(イエローベースの青)
(ブルーベースの青)
似合う方のアルファベットを書きましょう |
似合うと感じたトーンは、中間色、清色おどちらでしたか? |
STEP(5)
まとめ
似合いそうなシーズンを2つまで絞り込みます
A,C,Eに○が多ければ、イエローベースの可能性が高い
B,D,Fに○が多ければ、ブルーベースの可能性が高い
C,Eがマークされていれば中間色が似合う要素がある
A,B,Fがマークされていれば清色が似合う要素がある
C,DよりA,B,E,Fの方が似合うと感じれば、暗い色より明るい色が似合う
似合う4(春、秋、夏、冬)シーズンを絞り込みます
春 (テストカラー)
秋 (テストカラー)
夏 (テストカラー)
冬(テストカラー)
上の4枚のテストカラーは、1シーズンごとの色(春、秋、夏、冬)を12色並べたものです。
上のテストカラーの左側4色は低迷彩度の基調色、真ん中の4色はパステルカラー、右側4色はそのシーズンの特徴的な色です。 |
4シーズンの相違点・類似点
4シーズンの相互間の共通点と相違点を整理すると、4シーズンの特徴がより明確に分かります。
春と夏は明るい色が多く、全体的に軽やかな感じがして、ベースが違います。
春と秋は、エースが同じで、米度に差があり、トーンでは、中間色か清色化も違います。
秋と冬は、暗い感じが多く、全体的に重い感じがするのが共通点です。
冬と夏は、ベースが一緒で、夏はソフトで類似系、冬はシャープで対照的です。
さらに詳しく似合う色をご覧になりたい方は、こちらのページをご覧ください。
パーソナルカラーで(4シーズンの)春の人に似合う色は?
パーソナルカラーで(4シーズンの)夏の人に似合う色は?
パーソナルカラーで(4シーズンの)秋の人に似合う色は?
パーソナルカラーで(4シーズンの)冬の人に似合う色は?
STEP(6) あなたのパーソナルカラーの特徴
シーズン分類するほかに、特徴を一つつかむことが似合う色を知るうえで大切です。
下記のチェック項目で、あなたの傾向を整理しておきましょう。