あなたは自分に合う色って知っていますか?

パーソナルカラー
投稿日:2019年4月21日 | 最終更新日:2021年11月15日

あなたは、自分に合う色ってご存知ですか?

洋服のコーディネイトを考えるとき、自分に合った色を選ぶと、肌の色が綺麗に見えたり、元気に見えて生き生きしてきます。

その反対に、自分に合わない色を身につけてしまうと、顔色が悪く見えたり、周りから元気がないように見えてしまいます。


このように、自分では意識していなくても、選んだ色によって、マイナスイメージになってしまうことがあります。

自分の好きな色を選んでコーディネイトするのも楽しいですが、自分に合った色を知っておくとプラスイメージになります。


このページでは、自分に合う色(パーソナルカラー)を見つけていく手順をご紹介していきます。


パーソナルカラー診断の前に


パーソナルカラー診断について


パーソナルカラーを導いていく方法は、いくつかありますが、ここでは、自分の顔の肌色からパーソナルカラーを調べていきます。

自分に合う色(パーソナルカラー)は、一色とは限りません。

 

とりあえず、手っ取り早く自分に合う色(パーソナルカラー)を知りたい方はこちらのページをご覧ください。

カラーセラピストがアドバイスする自分に似合う色とは?
https://mensfashionco.net/color/personalcolor/therapycolor/


今回は、複数のテストカラーと顔の肌色との調和感を見ていきます。

テストカラー色(※ 下に表示してあります)と自分の顔の肌色を見比べていき、最終的に4つに分類された色のグループの中で、どの色のグループが自分に合うのかを判断していきます。

色には、様々な種類があって、いくつかの分類が出来ます。

ベースカラー
明度
彩度
トーン

などです。

明度・彩度については、こちらのページをご覧ください

色の三属性「色相」「彩度」「明度」とは?
https://mensfashionco.net/color/colorcoordinate/meido/

トーンについては、こちらのページをご覧ください

トーンって知ってますか?
https://mensfashionco.net/color/colorcoordinate/tone/


具体的には、2枚一組のテストカラーを見比べて(このページの下↓の方にカラーを掲載してあります)、それぞれ(ベースカラー、明度、彩度、トーン)のどちらの色が合っているかを選んでいきます。

ベースカラー(イエローベース or ブルーベース)
明度    (高明度 or 低明度)
彩度    (高彩度 or 低彩度)
トーン   (清色 or 中間色)

を選んでいきます。


パーソナルカラー診断の方法


まず、上半身が映る鏡を用意します。

これから下に表示されているテストカラーを顔の下において、鏡に映る自分の顔の肌色とテストカラーの調和感を見ていきます。


注意点

(1)場所

日中の自然光(太陽などの天然の光)が入る明るい場所が最適です。
人工照明の場所でしたら、なるべく色に癖のない光源の明るい場所を選びます。
蛍光灯は、あまり青みの強くない調整色なら大丈夫です。
白熱灯は、黄みが強いので避けます。

(2)眼鏡

眼鏡は、フレームやレンズに色のないものが適します。
一人で診断する方で眼鏡をはずすとよく見えない場合は、フレームの色に影響されないように気を付けましょう。
代わりに、他の人にテストカラーが似合うかを判断してもらうのも良いでしょう。

(3)メイク:(女性の場合)

できるだけノーメイクで行います。
素肌の色みとテストカラーを比べることが大切です。
メイクが落とせない場合でも、口紅やはっきりした色を感じるアイカラー、チークなどは落としましょう。
ファンデーションが明らかに肌の色と違う場合も落としましょう。

(4)アクセサリー:(女性の場合)

イヤリングやネックレスなど顔周りのアクセサリーを外します。
眼鏡は、フレームやレンズに色のないものが適します。
一人で診断する方で眼鏡をはずすとよく見えない場合は、フレームの色に影響されないように気を付けましょう。
代わりに、他の人にテストカラーが似合うかを判断してもらうのも良いでしょう。

(5)服装

診断者の方は、色みが影響されないように、低彩度の上着か、肩から白いケープをかけます。

(6)人数

一人でも鏡を見ながら診断できますが、2人で互いに診断するのがお勧めです。
3人以上で、より客観的に診断できます。
意見をまとめやすい最大5人までで行うのが望ましいです。


パーソナルカラー診断の方法


STEP(1)~STEP(5)の手順で、あなたに合う色(パーソナルカラー)を調べていきます。


STEP(1)
 「イエローベースのピンク」と「ブルーベースのピンク」を比べます


あなたに合うのは、イエローベースかブルーベースかを見つけます。

両方の色を交代に比べて、どちらのカラーがプラス面が多く出るかを見ます。

2色とも、明度はほぼ同じ、彩度は中彩度、トーンはライトトーンに近く、ともに清色です。

(イエローベースのピンク)

(ブルーベースのピンク)

イエローベースのピンクとブルーベースのピンク
似合う方のアルファベットを書きましょう


STEP(2)
 「イエローベースの緑」と「ブルーベースの緑」を比べます


ピンクと同じように、両方の色を交代に比べて、どちらのカラーがプラス面が多く出るかを見ます。

2色とも、低明度の緑です。

明度が低くなるほど顔全体の色みが濃く出て見えます。

イエロー、ブルーそれぞれの特徴は、ピンクよりはっきり出てきます。

(イエローベースの緑)

(ブルーベースの緑)

イエローベースの緑とブルーベースの緑
似合う方のアルファベットを書きましょう
A,B,C,Dを比較した結果、似合うと感じたベースカラーを選びましょう


STEP(3)
 「ピンク2色」と「緑2色」を比べます


あなたに合うのは、明るい色か暗い色かを見つけます。

ピンクが合う→
 明るい色(高明度)のほうが合っている
緑が合う→
 暗い色 (低明度)のほうが合っている


STEP(4)
 「イエローベースの青」と「ブルーベースの青」を比べます


あなたに合うのは、中間色か清色かを見つけます。

(イエローベースの青)

(ブルーベースの青)

イエローベースの青とブルーベースの青
似合う方のアルファベットを書きましょう
似合うと感じたトーンは、中間色、清色おどちらでしたか? 


STEP(5)
 まとめ


似合いそうなシーズンを2つまで絞り込みます


A,C,Eに○が多ければ、イエローベースの可能性が高い
B,D,Fに○が多ければ、ブルーベースの可能性が高い

C,Eがマークされていれば中間色が似合う要素がある
A,B,Fがマークされていれば清色が似合う要素がある

C,DよりA,B,E,Fの方が似合うと感じれば、暗い色より明るい色が似合う


似合う4(春、秋、夏、冬)シーズンを絞り込みます

春 (テストカラー)

春の色

秋 (テストカラー)

秋の色

夏 (テストカラー)

夏の色

冬(テストカラー)

冬の色


上の4枚のテストカラーは、1シーズンごとの色(春、秋、夏、冬)を12色並べたものです。

上のテストカラーの左側4色は低迷彩度の基調色、真ん中の4色はパステルカラー、右側4色はそのシーズンの特徴的な色です。 
それぞれの4シーズンのカラーをずらしながらどのあたりがフィットするかを見ます。
どのシーズンの色のグループが似合うかを絞り込みましょう


4シーズンの相違点・類似点


4シーズンの相互間の共通点と相違点を整理すると、4シーズンの特徴がより明確に分かります。


春と夏は明るい色が多く、全体的に軽やかな感じがして、ベースが違います。
春と秋は、エースが同じで、米度に差があり、トーンでは、中間色か清色化も違います。
秋と冬は、暗い感じが多く、全体的に重い感じがするのが共通点です。
冬と夏は、ベースが一緒で、夏はソフトで類似系、冬はシャープで対照的です。

さらに詳しく似合う色をご覧になりたい方は、こちらのページをご覧ください。

パーソナルカラーで(4シーズンの)春の人に似合う色は?

パーソナルカラーで(4シーズンの)夏の人に似合う色は?

パーソナルカラーで(4シーズンの)秋の人に似合う色は?

パーソナルカラーで(4シーズンの)冬の人に似合う色は?


STEP(6) あなたのパーソナルカラーの特徴


シーズン分類するほかに、特徴を一つつかむことが似合う色を知るうえで大切です。

下記のチェック項目で、あなたの傾向を整理しておきましょう。

あなたのベースカラー、明度、トーン