(2016年)FW(秋冬)「UNIQLO AND LEMAIRE」のジャケットのコーディネイトを2例ご紹介しようと思います。
一つ目は、(A)クラッシックな雰囲気のあるテーラードジャケットと
もう一つは、(B)遊び心のあるコンフォートなジャケットです。


結論:(2016年)FW(秋冬)「UNIQLO AND LEMAIRE」のジャケットのコーディネイト
(A)クラッシックなテーラードジャケットのコーディネイト
UNIQLO AND LEMAIRE ユニクロ アンド ルメール MEN ウールカシミヤノータックパンツ+E
(B)コンフォートなジャケットのコーディネイト
UNIQLO AND LEMAIRE スウェットパンツ
「UNIQLO AND LEMAIRE」とは
UNIQLOのラインの中でも、デザインが綺麗なラインとして「UNIQLO AND LEMAIRE」(現在は、「UNIQLO U」)があります。
「UNIQLO AND LEMAIRE」、「UNIQLO U」は、UNIQLOのラインの中で”特別コレクション”に位置づけされています。
「UNIQLO U」は、クリストフ ルメール(CHRISTOPHE LEMAIRE)がアーティスティックディレクターを務めているUNIQLO(ユニクロ)の人気ラインです。
「UNIQLO U」クリストフ ルメールについては、こちらをご覧ください。
UNIQLO U クリストフ・ルメール
ふと、ユニクロに立ち寄った時、クリストフ ルメールのデザインされた「UNIQLO AND LEMAIRE 」に出会ってしまったのです^^

初めて出会ったのが、確か2015年のちょうど「UNIQLO AND LEMAIRE」がスタートした時期で、店頭で”スーピマコットン”のシャツを手にした時、その肌触りの心地よさに思わず購入してしまいました^^
(2016年)FW(秋冬) UNIQLO AND LEMAIRE(クリストフ ルメール)のジャケット
店頭でクリストフ ルメール「UNIQLO AND LEMAIRE」のジャケットのディスプレイを見て購入。


※ 画像をクリック(タップ)すると、大きく見れます。
(A)1着は、着丈が長い3ツボタンでテーラージャケット風のウエストがシェイプされているタイプ。
(B)もう1着は、着丈が短いコンフォートなショールカラーのジャケット。
コーディネイトは、
オフィスカジュアルで2パターンです。
(A)1つは、オーソドックスなコーディネイト。
(B)もう1つは、ちょっと遊び感覚を入れたコーディネイトです。
(A)オーソドックスなコーディネイト
ウエストがシェイプしているタイプのジャケットは、オーソドックスなコーディネイトです。
このジャケットの魅力的なところ


このジャケットは、ウエストがシェイプしているテーラードよりなジャケットですが、クラッシックを基調としたモードという雰囲気がします。
ラペル(襟)の部分にスナップボタンのような装飾がしてあって、シンプルなデザインが好きな私は、初めは、”こういうディテールいらないんだけどな”と思っていたのですが、それがポイントとしてデザイナーの”遊び心”と捉えると、享受出来るようになりました。
それから、このジャケットは、一見すると見えない隠れた箇所に、随時、工夫がして会ってポケットがいくつもあってトラベルジャケットのようで驚きました^^
そして、クラシカルなテーラージャケットでは、チェンジポケットに当たる部分のポケットの仕様がモードっぽさを感じさせます。
このジャケットのコーディネイト
オフィスカジュアルの中でも、ドレスよりのコーディネイトを考えます。
インナー
インナーは、シンプルに白のレギュラーカラーシャツや黒のレギュラーカラーシャツを合わせます。
レジュラーカラーシャツの第一ボタンを留めると、ミニマムなモードっぽさを演出できます。
シャープでスタイリッシュな雰囲気を感じさせますので、普段、シャツの第一ボタンをはずしている方は、挑戦してみてください。
パンツ
パンツは、「UNIQLO AND LEMAIRE」のセットアップ用にラインナップされた同じ素材の細身のパンツを合わせます。


パンツの裾の長さは、ブレークしないアンクル丈ぐらいの短さにすると、パンツのシルエットが綺麗に映ります。
シューズ
シューズは、スニーカーなどにするとカジュアルすぎるので、革靴を合わせます。

秋冬シーズンなので、ショートブーツやサイドゴアブーツなどのブーツもいいですし、 プレーントゥやストレートチップもいいですね。
シャープなスタイルにしたい場合は、※ コバ の張っていない靴をセレクトすると、全体的にシャープな印象になります。
※ コバ
(アッパー(甲革)よりも外側にはみ出た部分のことです。
「エッジ」とも呼ばれます。)

また、モード風なスタイルにしたい場合は、コバのはっていない、いわゆるドレスのトラディショナルなシャープでクラシカルなデザインのものではなく、コバのはったデザインのものが相性がいいと思います。
コバのはっているタイプですと、足元にボリュームが出てきます。
細身のパンツに、ボリュームのある靴は相性がいいです。
(B)遊び感覚を入れたコーディネイト
このジャケットの魅力的なところ


ショールカラーにウエストがシェイプされていない、程よくリラックス感のあるデザインのジャケット。
モード風なデザインの雰囲気があります。
何より、襟の細身のショールカラーが新鮮できれいです。
初め、胸のポケットの位置が低いのが気になっていたのですが、そこはデザイナーの人の動きに対して優しいデザインを演出しているルメールらしさなのでは?と思つと、このデザインに納得できました。
そして、一番の魅力的なところは、ウエストがシェイプしていないので、窮屈さがなく、着丈も短いので、軽く羽織る感じがしてリラックス感を感じられるデザインです。
このジャケットのコーディネイト
このジャケットを(A)のスタイルと同様にコーディネイトしてもいいのですが、どうせなら(A)とは違ったコーディネイトにしようと思います。
いろいろなパターンのコーディネイトを用意しておくと着こなしの幅が広がります。
そこで、カジュアルアップしたスタイルにコーディネイトを考えます。
インナー
インナーは、ニットのラウンドカラーセーターやフリース素材のラウンドカラーセーターがいいですね。
ジャケットの素材が厚みのあるウールカシミアです。
セーターもジャケットの厚みに合わせると雰囲気が合います。
パンツ
パンツは、「UNIQLO AND LEMAIRE」のラインナップでサイドジッパーのジョガーパンツがありました。

このサイドジッパーのジョガーパンツ、本当にシルエットが上品で綺麗です。
さすがにルメールということで、ジョガーパンツなのに
カジュアル過ぎず、裾にかけて細身になっているドレッシーなデザインです。
シューズ
このジョガーパンツをカジュアルアップさせて、革靴を合わせます。
ジョガーパンツ単体ですと、カジュアルアイテムなので、そこに革靴を合わせることでカジュアルアップになります。
(1)でコーディネイトしたコバの張った靴や、モード風のトゥ(つま先)がやや丸びを帯びたラウンドトゥのデザインの靴がいいですね。


もう少し、合わせる靴を細かくお伝えしますと、(B)のジャケットの雰囲気が、(A)のジャケットよりも、さらにモード寄りのデザインなので、靴もモードに合わせて、よりモードを感じさせる方が雰囲気が合います。
合わせるパンツがかなり細いので、パンツとの相性を合わせると、やはり、トラディショナルなシャープな靴よりボリュームのある靴の方が雰囲気が落ち着きます。
いかがでしたでしょうか?
なにかしら、参考になりましたら嬉しいです^^