ネイビースーツをオフィスカジュアル(ドレスダウン)にするとしたら、あなたならどうしますか?

投稿日:2019年8月3日 | 最終更新日:2023年3月8日

最近は、”オフィスカジュアル”というスタイルを聞くことがあります。

普段から、ネイビースーツは着慣れている方は多いと思いますが、もし、”オフィスカジュアル”(ドレスダウン)のスタイルとして着るとしたら、どんなコーディネイトになるでしょうか?

 

以前もお伝えしましたが、このドレスダウンもお勤めしている業種、職種、会社、雇用形態(正社員、派遣社員、アルバイト)によって、どれくらいカジュアル度が許されるかは変わってきます。

カジュアル度の範囲は、そのお勤め先で同じような服装をされている方がいらっしゃいましたら、大丈夫と思います。

お勤め先の方々の服装を見回してみてください。


また、季節によって、オフィスカジュアル(ドレスダウン)のアイテムも変わってきます。

今回は、春夏シーズンのコーディネイトについてご紹介します。


では、ご紹介していきます。

(1)インナー

 1)ノータイにする


ドレスシャツ(ワイシャツ)にネクタイをしないスタイルは、それだけでもドレスダウンになります。

さらに、ドレスシャツのレギュラーカラーやボタンダウンの第一ボタンを空けると、よりカジュアル感がUPします。


また、ドレスシャツの第一ボタンを留めて、ノータイにすると、モードの雰囲気のスタイルに近づきます。

ドレスダウン(カジュアルな雰囲気に近づける)をするとしても、だらしなくならないようにしたいのでしたら、第一ボタンを留めるときちんとした感じが保たれてスタイリッシュになります。

 2)Tシャツにする


ドレスシャツよりは、Tシャツのほうがラフな感じになってカジュアル感がUPします。

でも、ここで注意しておきたいのは、Tシャツの生地です。


春夏のシーズンでしたら、ネイビースーツの生地もウールやポリエステルやレーヨンの混紡の生地など、薄手で手触りがサラサラの生地が多いと思います。

スーツに合わせるTシャツの生地も、スーツの生地に似たような質感のものを合わせます。


今回の場合、ジーンズに合わせるような厚手のTシャツではなく、薄手で、手触りがサラサラした生地を選ぶのがポイントです。


また、春先から夏に近づいてくると、上着を着なくなると思います。


トップスがTシャツ単体では、カジュアルすぎると思う時は、襟もとにカラーが付いたもの(襟があるもの)にするといいと思います。

例えば、鹿の子織のようなニット生地の半袖ポロシャツや半袖ボタンダウンなどです。

この場合も、やはり、生地は薄手のものを合わせるようにしましょう。

(2)パンツの裾は短めにする


最近のスーツはスリムでタイトなので、パンツも同様にスリムでタイト気味です。

その場合、パンツの裾の長さは短めにすると、綺麗でシャープに映ります。

どれ位の長さかというと、くるぶし丈(アンクル丈)がいいと思います。


もっとも、年々パンツの裾の長さは短くなってきて、メンズアパレルのHPなどを見ていると、”そんなに短いのはどうかな~”と思うくらい短めにスタイリングされているのを見かけます。

その長さは、くるぶし丈よりもさらに短めです。


いずれにしても、パンツの裾の長さは、好みになると思いますが、身長が高く足が長い方でしたら、短い丈は似合います。

私は、それほど身長が高くないので、くるぶし丈(アンクル丈)にしています。

(3)足元は素足のように見せる

ビジネススタイルを厳格にお考えの方は、無理せずにビジネスに合うソックスを合わせてください。

厳格なスタイルを保つのであれば、そもそも”ドレスダウン”や”オフィスカジュアル”とは無縁だと思います。


それほど厳格に考えてはいないけれど、”オフィスカジュアル”だからといって、職場でくるぶしが見えていても大丈夫な職場は少ないと思います。

もし、職場で、素足のようにくるぶしが見えていても大丈夫でしたらお試しください。


私は、くるぶしが見えるスタイルにしていると、たまに”石田純一さんみたいですね”といわれるんですが、
別に、石田純一さんのファッションを真似しているわけではないんです。

クラシコイタリアのファッションスタイルで、靴を履いてくるぶしが見えているスタイルがあるのです。


話を戻しますと、くるぶしが見えていると抜け感(カジュアル感)が増してきます。

その抜け感が、ドレスダウンになります。

また、パンツの長さがくるぶし丈で、素足のように見えていると涼しげ感も出てきます。


先日は、職場でこのスタイルをしていたら、注目されたみたいで、”靴下は履いてるんですか?”と聞かれてしまいました。

実は、くるぶしが見えているからといって、靴下を履いてない訳ではないんです。


このくるぶしが見えているソックスは、

フットカバー、シークレットソックス、インビジブルソックス、インステップソックス、シューズインソックス

などと呼ばれています。


このくるぶしが見えるくらいのソックスも「UNIQLO」や「GU」にありますので、ご参考に。

くるぶしが見えて涼しげなのに、靴の中はべとべとしないので快適です。

(4)シューズのセレクト

 1)スニーカー


スーツにスニーカーを合わせると、カジュアル感が出てきます。

スニーカーと一口に言っても、色々なタイプがあります。

オフィスカジュアルについては、

 ”あなたは大丈夫?○○のセレクトで失敗しまうコーディネイトとは?”

のページでもご紹介していますが、基本的にスーツに合わせるスニーカーということで、いわゆるスポーツをするための機能的なスニーカーではありません。


デザイン的には、ごつごつしたデザインではなく、スマートでシャープなデザインのものを選択すると、綺麗にスタイリッシュに映ります。


次に、スニーカーの色についてです。

私は、カジュアルなシューズでしたら、白い靴が好きなのですが、黒や茶色を合わせてもいいと思います。

色を黒にすると、カジュアル感が薄れて、少し真面目さが出てきます。


あまり目立って奇抜にならないように心がけるのでしたら、黒の方が無難だと思います。

 2)革靴


革靴といっても、レースアップシューズ(紐靴)ではなく、スリッポンシューズです。

簡単に言うとローファーのようなシューズです。

革靴のスリッポンシューズは、スニーカーよりもドレス寄りになります。


パンツの裾丈が、アンクル丈(くるぶし丈)で、素足のように見えていると、革靴を履いていてもドレスダウンになります。

ちょっとだけ真面目にカジュアル感を出した、という感じですね。

私は、この、ちょっとした抜け感が好きです。


いかがでしたでしょうか?

ネイビースーツをオフィスカジュアル(ドレスダウン)するときは、参考になさってみてください。

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