革靴を大切に長く履きたい方にとって、欠かせないアイテムがシューツリー(シューキーパー)です。
履き終わった靴に入れておくだけで、型崩れやシワの防止、さらに湿気の吸収や消臭効果まで期待できる優れものです。
ただ、いざシューツリーを購入しようと思った時に「コロニルがいいのか?それとも無印良品で十分なのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に「コロニル」と「無印良品」のシューツリーを比較し、さらに、私がおすすめするMatunoki シューキーパーも紹介します。
どれを選ぶべきか迷っている方の参考になるように、詳しく解説していきます。
コロニルのシューツリーの特徴

価格と素材
コロニルのシューツリーは、定価5,940円(税込み)です。
Amazonでは、時期によって25%OFFになっている時期(2025年10月現在)がありますが、いつ終了するか不明です。
※ 価格が低下に戻っていました場合は、ご了承ください。
素材は高級感のあるレッドシダー製で、ニス加工が施されていません。
そのため靴内部の湿気をしっかり吸収し、爽やかな香りで靴の消臭効果も期待できます。
サイズ展開の豊富さ
コロニルの魅力はサイズ展開の豊富さにあります。
レディース2サイズ、メンズ3サイズと計5種類が用意されており、足のサイズや靴の形に合わせて最適なフィット感を得られます。
レディース S | (22.5cm~23.0㎝) |
レディース M | (23.5cm~25.0㎝) |
メンズ S | (24.0cm~25.5㎝) |
メンズ M | (26.0cm~27.5㎝) |
メンズ L | (27.5cm~30.0㎝) |
メリットとデメリット
メリットは、サイズ展開が豊富でフィット感が良く、高品質なレッドシダーを使用している点です。
デメリットとしては、価格がやや高めであるため、初めてシューツリーを購入する方には、少しハードルが高いかもしれません。
無印良品のシューツリーの特徴

価格と素材
無印良品のシューツリーは税込2,993円と手頃な価格。
こちらもレッドシダーを採用しており、基本的な機能(湿気吸収・消臭・防虫効果)はしっかり備わっています。
コスパを重視する方に人気があります。
サイズ展開
無印良品の弱点はサイズ展開の少なさです。
レディース・メンズ兼用で2サイズのみ。
23~25cm用 |
25~28cm用 |
そのため、靴の形やサイズによってはフィットしにくいケースもあります。
メリットとデメリット
メリットは、価格が安く、誰でも手軽に入手できること。
デメリットは、サイズが合わない場合があり、特に革靴の形にフィットしにくいことです。
良いシューツリーの特徴

選び方のポイント
良いシューツリーを選ぶ際には以下のポイントを意識すると失敗しません。
- 木製であること(湿気吸収・型崩れ防止に必須)
- ニス加工がないこと(ニスがあると湿気を吸わない)
- レッドシダー素材(防虫・消臭効果が高い)
- かかと部分がしっかりしていること(型崩れ防止に重要)
あまりお勧めしないシューツリーの特徴
- プラスチック製:軽くて安いが、湿気吸収・型崩れ防止の効果は低い
- ニス加工あり:靴の湿気を吸わず、むしろカビの原因になることも
- かかと部分が華奢:靴の形をしっかり保持できない
私がお勧めするMatunoki シューキーパーについて
![Matunoki]シューキーパー](https://mensfashionco.net/wp-content/uploads/2025/10/s-Matunoki-shoe-tree-min.png)
価格と素材
私が最もおすすめするのがMatunoki シューキーパーです。
価格は2,980円(税込)と無印良品とほぼ同じながら、レッドシダーを使用しているため高級感もあり、湿気吸収や防臭効果も十分です。
サイズ展開
無印良品よりサイズ展開が豊富で、靴に合わせやすいのが大きな魅力です。
XSサイズ | (23.5-24cm) |
Sサイズ | (24.5-26cm) |
Mサイズ | (26-29cm) |
Lサイズ | (28.5-29.5cm) |
付属品の充実

さらにMatunoki シューキーパーは、購入時に靴クリーム用ブラシ・靴磨きクロス・サンドペーパーが付属します。
これらのアイテムを別で買う必要がないため、コスパの良さは抜群です。
おすすめする理由
無印良品よりサイズ展開が豊富で、コロニルより価格が抑えられている。
さらに付属品まで付いてくるため、初めてシューツリーを購入する方にも非常におすすめできます。
Matunoki シューキーパーの口コミ

Amazonレビューより
実際に購入した方の口コミを一部紹介します。
「価格の割にしっかりした作りで、靴にぴったりフィットしました。
付属のブラシやクロスも便利で大満足です。」
「レッドシダーの香りが心地よく、靴の湿気対策に役立っています。
無印より安く、コロニルより手頃でちょうどいい選択肢だと思います。」
「サイズ展開が多いので、自分の靴に合うものを選べました。
靴の型崩れ防止にもしっかり効果を感じます。」
シューキーパー Q&A
Q1. シューツリーとシューキーパーの違いは?
実は「シューツリー」と「シューキーパー」は同じ意味で使われています。
英語圏では「シューキーパー」と呼ばれることが多く、日本では「シューツリー」という名称で広まりました。
どちらも靴に入れて型崩れを防ぎ、湿気を吸収するための道具です。
Q2. シューキーパーは毎日使うべき?
理想的には、革靴を履いた日の夜には必ずシューキーパーを入れるのがおすすめです。
汗や湿気は時間が経つと靴の劣化やカビの原因になるため、早めに吸収させることが大切です。
Q3. プラスチック製でも効果はある?
プラスチック製は軽量で安価というメリットはあります。
しかし湿気を吸収しないため、長期的な革靴のケアには不十分です。
型崩れ防止だけを目的とするなら使えますが、総合的には木製が圧倒的におすすめです。
Q4. シューキーパーは何足分必要?
基本的には、持っている革靴の足数分あるのが理想です。
特にお気に入りの靴や使用頻度の高い靴には必ず入れておきたいところです。
最低限でも、仕事用やフォーマル用などの大切な靴には用意しておくと安心です。
Q5. シューキーパーはどのくらいの期間で交換すべき?
木製のシューキーパーは基本的に長く使えます。
ただし、レッドシダーの香りや吸湿効果が薄れてきた場合は、付属のサンドペーパーで軽く磨くと再生できます。
定期的なお手入れをすれば、数年単位で使い続けることが可能です。
Q6. スニーカーにもシューキーパーは必要?
スニーカーにもシューキーパーを入れると効果があります。
特に革やスエード素材のスニーカーは型崩れや湿気が気になるため、革靴同様に入れると長持ちします。
ただしカジュアルな布製スニーカーの場合は、新聞紙で代用する人も多いです。
Q7. シューキーパーは旅行や出張に持っていくべき?
大切な革靴を持ち運ぶ際には、シューキーパーを入れておくと型崩れ防止に役立ちます。
特に長時間の移動で靴が押しつぶされる可能性がある場合は必須です。
軽量なプラスチック製を旅行専用に使い分ける人もいます。
まとめ
ここまで「コロニル」と「無印良品」のシューツリーを比較し、さらに「Matunoki シューキーパー」についても解説してきました。
コロニルは価格が高めですが、サイズ展開の豊富さと品質の高さが魅力です。
無印良品は価格が手頃で手に取りやすい一方、サイズ展開が少なく靴によってはフィット感が物足りない場合があります。
一方で、Matunoki シューキーパーは無印に近い価格ながらサイズ展開が豊富で、さらに付属品まで揃っている点が大きなメリットです。
Amazonの口コミでも「価格以上の品質」「フィット感の良さ」「レッドシダーの香りが心地よい」と高評価が多く、実際に使った人の満足度が高いことがわかります。
また、シューキーパー(シューツリー)は、革靴を長持ちさせるための必須アイテムであり、日々のケアにおいて欠かせない存在です。
型崩れやシワを防ぎ、靴の寿命を延ばすだけでなく、防臭や防湿といった機能面でも効果を発揮します。
初めて購入する人であれば、「無印良品」や「Matunoki」で手軽に試し、自分の靴に合う感覚を掴むのがおすすめです。
よりこだわりたい方や高級靴を愛用している方は「コロニル」を選べば間違いありません。
最終的に「どれがいいか?」は、価格・サイズ展開・品質のどれを優先するかで変わります。
私自身のおすすめは、バランスの良さとコスパを兼ね備えたMatunoki シューキーパーです。
これからシューツリー(シューキーパー)を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。